あなたの地域の相続事情
みよし市・豊田市の相続事情をご紹介いたします。
名古屋国税局から公表された豊田税務署(豊田税務署では豊田市とみよし市を管轄しています)における相続税に関する統計を見てみましょう。
(一部抜粋しております。平成28年度資料です。)
被相続人 | 納付した相続人 | 納付金額合計 |
---|---|---|
483人 | 1,175人 | 70億2435万円 |
全国平均と比較してますね。
まずは相続税が課税される方の割合です。
全国平均は8.1%ですが、この地域では14.2%となっており1.75倍となっています。
続いて被相続人1人当たりの相続税の納入額です。
全国平均は1764万円で、この地域では1453万円となっており0.82と倍なっています。
課税対象者は多いけど納入額が少ないという結果が出ました。
つまり相続税が発生する資産をお持ちの方は多いけど、一人一人の資産は莫大ではないということでしょうか。もちろん平均値での評価での話です。
ではこの結果から何が見えてくるのでしょう。
相続税対策が必要
<14.2%という数字は7人に1人です。
この数字は相続税対策をして課税されなかった方は含まれていません。そう考えると20%(5人に1人)程度の方は相続税対策が必要だと思われます。かなり身近な数字になってしまいましたね。
では何をすればいいのでしょうか?
節税対策は慎重に
課税価格が全国平均を下回っていることから過度な対策を必要とされる方は少ないでしょう。
バランスが大事です。
対策は個々の資産状況と相続人の構成によって変わってきますので慎重に行う必要があります。
ご自身の相続税の予定額と対策費用、それによって変化する相続税額との比較が非常に重要になってきます。